セキュリティ
コンピュータのセキュリティを保つことは、コンピュータユーザやSkypeのようなソフトウェアメーカーにとって共通の責任です。Skypeはセキュリティの問題を真剣に受け止め、現在または将来起こりうる問題を常に念頭に置いてソフトウェア開発に携わっています。
Skypeは次の分野でセキュリティ保護に対応します。
Skypeにおけるデジタルアイデンティティおよび暗号化
Skypeにおけるデジタルアイデンティティおよび暗号化
Skypeが掲げる重要な目標の1つは第三者による盗聴からユーザを守ることです。同時に、偽装メールを使ってユーザの貴重な個人情報を入手しようとするなりすまし詐欺からの保護も目標の1つです。
これらの対策として、Skypeでは通話やチャットを発信または受信する際にユーザが身元を立証するために表示できる「デジタル認証書」をすべてのSkypeユーザに発行しています。Skypeオンラインディレクトリの中核とも言えるこのデジタル認証書を使うことによって、ユーザは中央リストで相手の身元を確認しなくても、インターネット上でお互いに見つけ合うことが可能になります。
デジタル認証書とは?
デジタル認証書とは、世界中のどこから接続してもSkypeユーザの身元を確認できる電子信任状のことを指します。これは、運転免許書といった実際の身分証明書と同様、ある特定の条件を満たしている必要があります。次にそれらの条件を挙げます。
- 身元が確認された特定アカウント名
- 認定機関によって発行され、同機関はいつ何時でもそれを取り消すことができる
- 偽造困難である
- 発行機関(この場合はSkype)による副署を有する。
認証
すべてのSkypeユーザはデジタル信任状を所持しているため、通信相手の身元を確認することができます。このプロセスは、認証(互いに真の身分証明を見せ合うこと)と呼ばれています。
認証手続きは、セキュアな通信を行うにあたって無くてはならないものです。取引相手先と名乗る人とチャットをした場合、実際その人が詐欺師だった、ということを想像してみてください。チャットの会話自体は暗号化されているかもしれませんが、個人情報の漏洩まではまぬがれないかもしれません。
暗号化
インターネットなどの通信ネットワークでは、いつどこで犯罪者やハッカーによって監視されているかわかりません。メールや多くのさまざまなチャットプログラムの安全性が疑問視されているのもこの理由によるものです。言いかえれば、知りもしない人があなたの通信を監視する数多くの方法が存在するからこそ、ユーザはこのような侵入を積極的に防止する措置をとる必要があるのです。
暗号化とは、数学の原理を利用してメッセージを記号化するプロセスを意味します。これにより、意図した受信者のみがメッセージを判読できるようになります。暗号化に使われる技術は長い月日をかけて開発され、いろいろな種類がありますが、これらはすべて金庫と鍵を真似ています。これは機密メッセージを金庫に入れていったん鍵をかけると、同じ鍵を持っている人だけが取り出して読むことができるシステムです。
Skypeは、ユーザの通信がハッカーや犯罪者の手に落ちることを防ぐため、よく知られる標準の暗号化アルゴリズムを採用しています。これにより、ユーザ間でやりとりされるデータの完全性の確保だけでなく、ユーザのプライバシーも保護されるのです。
独立セキュリティ審査
この審査報告書(PGP 署名ファイル)では、Skype製品に組み込まれているセキュリティフレームワークの詳細な報告がご覧いただけます。Skypeではユーザのみなさんをあらゆる攻撃(なりすまし、盗聴、中間者攻撃や送信中のデータ改ざんなど)から守る手段を提供しています。
この報告書には、Skypeのインフラストラクチャで使われている防御メカニズムについて、またSkypeの運営フレームワーク内の全設計の基盤となるセキュリティポリシーについての解説が掲載されています。
ファイアウォールとSkype
ファイアウォールとSkype
Skypeはピアツーピア形式の通信アプリケーションです。これは、インターネット上でコンピュータ同士が互いにメッセージを直接送信しあうことを意味します。このシステムは、各ユーザがブロックや妨害に悩まされることなくインターネットで直接通信しあうSkypeにとって非常に効果的です。
ファイアウォールは外部アクセスからコンピュータネットワークを保護するデバイスです。これによりインターネット上の悪質ユーザからの攻撃を阻止することができます。ユーザのネットワークにファイアウォールが設置されると、他のユーザから直接通信を受け取る際の障害となり、その結果、音声通話の品質が低下してしまうといったことがよくあります。
しかしながらSkypeはファイアウォールが設置されている場合でも有効に機能します。これはSkypeがファイアウォール内のネットワークにおいて動作する場合、「外向き」のインターネットに接続するためです。Skypeはネットワークのファイアウォールを修正したり妨害したりすることはありません。ただし、Skypeの通話音質はインターネット内向き接続を許可することで向上します。この際、ファイアウォールに特殊ルールや例外を設ける必要はありません。
一般的なコンピュータセキュリティ
一般的なコンピュータセキュリティ
お使いのコンピュータのセキュリティを保護するために次に挙げる一般セキュリティ要項を実施することをお奨めします。
- さまざまなオンラインの脅威からお使いのコンピュータを守るためにウイルス対策プログラムをインストールおよび使用する
- Windowsアップデートサービスなどを使用してアップデートやパッチをインストールすることにより、お使いのコンピュータのOSを最新のものに保つ
- 添付ファイルを開かない(特に信頼できないソースから送られてきたもの)
- ファイアウォールプログラムを使用する
- 重要ファイルおよびフォルダのバックアップを常に行う
- 推測困難なパスワードを使用する
- プログラムのダウンロードおよびインストールを行う際は細心の注意を払う
コンピュータセキュリティに関するヒント(CERT® Coordination Center提供)をお読みいただくことをお奨めします。
その他のセキュリティリソース
その他のセキュリティリソース
コンピュータのセキュリティ
- オンライン警報からコンピュータを守る方法を学ぶ
- PCを守る「ベストプラクティス」を実行する。
セキュリティに関する意見交換
- Skypeのセキュリティブログを読む
- Skypeセキュリティニュース掲示板
- セキュリティに関する問題報告はSkypeお問い合わせページまでご連絡ください。